注目選手紹介6:プサルラ・V・シンドゥ
女子シングルスきっての攻撃型・プサルラ
179センチから角度ある攻撃を繰り出す
プサルラ・V・シンドゥ(インド)は1995年7月5日生まれの23歳。その存在を世界に知らしめたのは2016年のリオ五輪。メダル候補に挙げられていなかったにも関わらず、決勝へ進み、銀メダルを獲得した。
その後はトーナメントの上位常連に。昨年9月の韓国オープン以降、タイトルには恵まれていないが、世界ランキングは最高で2位まで上昇し、いまや女子シングルス界を彩る大輪だ。
8月におこなわれた世界選手権でも決勝へ進み、リオ五輪の決勝で戦ったキャロリーナ・マリン(スペイン)と顔を合わせ、銀メダルを獲得した。
そんなプサルラを日本代表の佐藤冴香(ヨネックス)に分析してもらった。
「リオ五輪後、自信をつけて強くなった」(佐藤)
――プサルラのよいところは。
「攻撃的なショットがピカイチです。いい体勢であの高さ(179センチ)から打たれると、レシーブがなかなかできません」
――リオ五輪以前は目立った選手ではありませんでした。
「リオ五輪前までは、荒さのある選手だったんです。でも、オリンピックでメダルをとって自信をつけたんでしょうね。リオ以降、変わりました」
――プレーはどう変わりましたか。
「簡単にミスしない選手になりました。レシーブがよくなった分、得意とする攻撃に繋げるチャンスも格段に増えましたね」
――攻略法は。
「まずは打たせない配球をすること。そして打たせても一発をしのいで、そこからチャンスをつくることですね」
⦿プサルラ・V・シンドゥ
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