日程:1月14日~1月17日会場:兵庫県西宮市夙川学院・増谷記念体育館・神戸市立中央体育館
日本初の賞金付きバドミントン国際大会として「ヨネックスカップ・ジャパンオープン」が開催。賞金総額は1000万円。
世界のトッププレーヤーをはじめバドミントンファンが注目した記念すべき大会となる。
MS :トーマス・キールストロム(スウェーデン)
WS :リー・リンウェイ(中国)
MD :カルトノ/ルディ・ヘリアント(インドネシア)
WD :ノラ・ペリー/ジェーン・ウェブスター(イングランド)
XD :マイケル・トレジェット/ノラ・ペリー(イングランド)
ノラ・ペリー/ジェーン・ウェブスター
イングランド
イングランドの最強ペア。ノラ・ペリーは女子バドミントンの歴史に輝く名プレーヤーだ。
長谷川博幸
日本
日本男子シングルスのエース。クロスカットとハイバックは世界レベル。見事ベスト4入り。「カーボネックス8」を使用。
日程:1月14日~1月17日
会場:横浜文化体育館
中国勢のパワーに圧倒された大会。
日本勢は、全英優勝などの実績を持つ徳田敦子、米倉よし子ペアに期待が集まったがベスト4止まり。
ダブルス・ミックスダブルスでは、ヨーロッパ勢が優勝を勝ち取った。
MS :ハン・ジャン(中国)
WS: ハン・アイピン(中国)
MD: トーマス・キールストロム/ステファン・カールソン(スウェーデン)
WD: ジリアン・ギルクス/ジリアン・クラーク(イングランド)
XD :トーマス・キールストロム(スウェーデン)/ノラ・ペリー(イングランド)
ハン・ジャン
中国
粘りのあるレシーブと正確なショット、脅威のスタミナを持つ。チャイナステップは彼の影響。
徳田敦子/米倉よし子
日本
1980年には、全英選手権で優勝。レシーブが芸術的な、日本バドミントンの歴史に残るダブルス。
日程:1月18日~1月22日
会場:東京体育館
賞金総額は1500万円に。世界17ヵ国男女118選手が集結。
大人気だったリム・スイ・キンの登場で会場は大盛況。
それを破ったフロストが大会の一躍ヒーローに。女子シングルでは中国が強さを見せつけた。
MS :モルテン・フロスト(デンマーク)
WS: ツェン・ユーリー(中国)
MD: トーマス・キールストロム/ステファン・カールソン(スウェーデン)
WD: カレン・ベックマン/ジリアン・ギルクス(イングランド)
XD :マーチン・デュー/ジリアン・ギルクス(イングランド)
モルテン・フロスト
デンマーク
当時の王者、リム・スイ・キンを破っての優勝。角度のあるスマッシュと鉄壁の守りで他を圧倒。
リム・スイ・キン
インドネシア
世界No.1のプレーヤー。華麗なジャンピングスマッシュと人間速射砲と呼ばれたスピーディーさで一時代を築く。「カーボネックス8」を使用。
日程:1月22日~1月26日
会場:群馬県桐生市民体育館 東京都代々木第二体育館
男女シングルスは中国勢が独占。圧倒的な強さで大会を勝ち抜く。
その他、デンマークやスウェーデンなどの北欧の強豪国は身を潜め、パク・ジュボンを主力とした韓国の躍進が光った。
日本は若手の成長が見られず、悔しい結果となる。
MS :チャオ・チェンファ(中国)
WS :ウー・ジャンキ(中国)
MD :パク・ジュボン/キム・ムンス(韓国)
WD :キム・ユンジャ/ヨー・サンヒ(韓国)
XD :ビリー・ギリランド(スコットランド)/ジリアン・ゴワーズ(イングランド)
チャオ・チェンファ
中国
19歳の新鋭チャオ・チェンファ。若さあふれる豪快なフォームが魅力だった。
パク・ジュボン/キム・ムンス
韓国
最強を誇った韓国のダブルスペア。パクのラケットワークは蝶のように舞い蜂のように刺す。
日程:1月21日~1月26日
会場:群馬県桐生市民体育館 東京都代々木第二体育館
シングルスはまさに中国の独壇場。唯一、男子シングルスではフレドリクセンが決勝で一進一退のゲームを見せる。
ダブルスは東南アジア勢が、ミックスダブルスではヨーロッパ勢が優勝を勝ち取る。
MS: ヤン・ヤン(中国)
WS: リー・リンウェイ(中国)
MD: ラジフ・シデク/ジャラニ・シデク(マレーシア)
WD: ウー・ディーシー/リン・イン(中国)
XD :ビリー・ギリランド(スコットランド)/ノラ・ペリー(イングランド)
ラジフ・シデク/ジャラニ・シデク
マレーシア
兄弟ならではのコンビネーションで相手の隙をつく。ゲームのリズムを作り上げるのが得意なペア。
北田スミ子
日本
全日本チャンピオンの北田。シングルスではベスト8、ダブルスでは鴻原晴美とペアを組みベスト4。