日程:1月14日~1月19日
会場:東京都代々木第二体育館
インドネシアの勢いが止まらない。中国、欧州勢を寄せつけない。女子シングルスのスシは出場5回目にしての初優勝。
日本勢では、女子ダブルスの陣内、森ペアがベスト4に入り自国開催のプライドを見せた。
MS :アーディー・B・ウィラナタ(インドネシア)
WS :スシ・スサンティ(インドネシア)
MD: チェン・カン/チェン・ホンヨン(中国)
WD: チョン・ソヨン/ファン・ヒーヨン(韓国)
XD :トーマス・ルンド/ペミール・デュポン(デンマーク)
スシ・スサンティ
インドネシア
「ネット際の魔術師」。前へ飛び出すフットワークは芸術的。相手を翻弄させる。「エアロータス100」を使用。
アーディー・B・ウィラナタ
インドネシア
ルディ・ハルトノの愛弟子。スーパーレシーブと球回し、無尽蔵の体力。当時のベストプレーヤー。
日程:1月12日~1月17日
会場:東京都代々木第二体育館
男子シングルスは、新星アルビ、アーディーとインドネシアの2強は変わらない。
日本勢は、女子ダブルスのエース、陣内と森が引退した後だったが、宮村愛子、松田治子ペアがベスト4に入る活躍を見せた。
MS :ヘリアント・アルビ(インドネシア)
WS :イエ・チャオイン(中国)
MD :チェン・カン/チェン・ホンヨン(中国)
WD: チョン・ソヨン/ギル・ヨンア(韓国)
XD : トーマス・ルンド(デンマーク)/カトリーヌ・ベントソン(スウェーデン)
ヘリアント・アルビ
インドネシア
芸術的な両足を使ったジャンピングスマッシュ。コーナーを狙った正確なスマッシュは容易には拾えない。
イエ・チャオイン
中国
18歳で優勝を勝ち取った中国の新鋭。理想的なフォームと相手を支配する戦術を持っていた。
日程:1月18日~1月23日
会場:東京都代々木第二体育館
インドネシアのアーディー、スシは貫禄のウィナー。
男子ダブルスもインドネシアの勢いは加速するばかり。5種目中3種目の栄誉が同国に渡る。
日本勢は、男子シングルスの町田文彦や女子シングルスの水井妃佐子が善戦した。
MS :アーディー・B・ウィラナタ(インドネシア)
WS: スシ・スサンティ(インドネシア)
MD: リッキー・スバグジャ/デニー・カントノ(インドネシア)
WD: チョン・ソヨン/ギル・ヨンア(韓国)
XD :ヨン・ホルスト・クリステンセン(デンマーク)/カトリーヌ・ベントソン(スウェーデン)
アーディー・B・ウィラナタ
インドネシア
シャトルを散らしながらじっくりと試合を運ぶ。脅威のレシーブは未だに語り継がれる。
スシ・スサンティ
インドネシア
確実に試合を自分のペースに持ち込む粘りとテクニック。勝利への渇望は誰にも負けなかった。
日程:1月24日~1月29日
会場:東京都駒沢 オリンピック公園 総合運動場体育館
90年代中盤はまさにインドネシアがバドミントンの最強国。アルビ、アーディー、スシがその代表と言える。
その他の強豪国では、女子ダブルスで当時世界ランク1位の中国組が実力通りのプレーで観客を魅了した。
MS :ヘリアント・アルビ(インドネシア)
WS :スシ・スサンティ(インドネシア)
MD: リッキー・スバグジャ/レキシー・マイナキー(インドネシア)
WD: ゲー・フェイ/グー・ジュン(中国)
XD :トーマス・ルンド/マーレーン・トムセン(デンマーク)
ゲー・フェイ/グー・ジュン
中国
相手に攻めさせないプッシュ&スマッシュの嵐。押し続ける攻めのプレースタイルが真骨頂。
リッキー・スバグジャ/レキシー・マイナキー
インドネシア
当時世界No.1の実力を誇った。素早いラリーの展開はスリリング。チャンスを見極める試合感があった。
日程:1月16日~1月21日
会場:東京都代々木第二体育館 両国NTT東京体育館
アトランタオリンピックを目前に控え、世界26ヵ国、総勢約340名のプレーヤーが参加。
インドネシアのベテラン、ジョコ・スプリアントが、勢いに乗る若手プレーヤーに勝ち初優勝を飾ったことが大会の話題となる。
MS :ジョコ・スプリアント(インドネシア)
WS :イエ・チャオイン(中国)
MD :リッキー・スバグジャ/レキシー・マイナキー(インドネシア)
WD: ギル・ヨンア/ジャン・ヘオク(韓国)
XD :パク・ジュポン/ラ・キョンミン(韓国)
ジョコ・スプリアント
インドネシア
試合をコントロールする配球の妙技。精神力の強さもあった。高く深いロングサーブも印象的。
イエ・チャオイン
中国
破壊力のあるスマッシュ、美しいカット。 スピーディーな試合運びが強さの秘訣。