1987 第6回大会

日程:1月21日~1月25日
会場:大阪府守口市民体育館

初の大阪開催。日本勢が男子ダブルスと女子ダブルスでそれぞれベスト4の活躍を見せる。
話題となったのはリム・スイ・キンがダブルスで登場し優勝。ベテランらしい高度なテクニックで見事な復活を遂げた。
MS :ション・グオバオ(中国)
WS :リー・リンウェイ(中国)
MD :リム・スイ・キン/エディ・ハルトノ(インドネシア)
WD :リン・イン/グァン・ウェイツェン(中国)
XD :リー・デュクチュン/チョン・ミョンヒ(韓国)

ション・グオバオ

中国

正確なストロークと相手の意表をつくネットプレー。ミスを誘うようなプレースタイルが特長。

松浦進二/松野修二

日本

ネット際の速攻プレー、相手のミスを誘うプレーが得意だった日本最強ペア。ベスト4の好成績を残す。

1988 第7回大会

日程:1月19日~1月24日
会場:群馬県桐生市民体育館 東京都代々木第二体育館

ソウルオリンピックを目前にして大会史上最高の20ヵ国170選手が参加。
本大会のヒーローは男子シングルで中国の4連覇を阻んだ英国のニック・イエーツ。
男子シングルスは群雄割拠の時代へと突入する。
MS :ニック・イエーツ(イングランド)
WS :ハン・アイピン(中国)
MD :ティエン・ビンギ/リー・ヨンボ(中国)
WD: チョン・ミョンヒ/チョン・ソヨン(韓国)
XD :パク・ジュボン/チョン・ミョンヒ(韓国)

ニック・イエーツ

イングランド

粘りのあるレシーブで相手のミスを誘い、時にはスピーディーに攻め立てるプレースタイル。

ハン・アイピン

中国

強国中国でもハン・アイピンの実力は突出。緩急を極めたプレーで圧倒的な強さを誇った。

1989 第8回大会

日程:1月17日~1月22日
会場:東京都代々木第二体育館

人気のヤン・ヤンをはじめ、ダブルスとミックスダブルスで優勝した韓国のエース、パク・ジュボンが活躍。中国と韓国の強さが際だつ。
日本勢では、当時高校生として出場した宮村愛子、水井妃佐子などが活躍。
MS :ヤン・ヤン(中国)
WS :リー・リンウェイ(中国)
MD: パク・ジュボン/イ・ソンボク(韓国)
WD: ジリアン・クラーク/ジリー・ムンディー(イングランド)
XD :パク・ジュボン/チョン・ミョンヒ(韓国)

ヤン・ヤン

中国

ソウルオリンピックで優勝しているヤン・ヤン。攻守に渡り世界のベストプレーヤーだった。

リー・リンウェイ

中国

本大会で3回も優勝している。ラリーの粘り強さ、左右への揺さぶりが持ち味だった。

1990 第9回大会

日程:1月23日~1月28日
会場:東京都代々木第二体育館

女子ダブルスで陣内貴美子、森久子ペアが快挙。日本女子ダブルスとしては大会史上初のファイナリストに。
松野修二、松浦進二ペアもベスト4に残るなど、日本人プレーヤーの活躍に注目が集まった。
MS :モルテン・フロスト(デンマーク)
WS :ファン・ファ(中国)
MD: パク・ジュボン/キム・ムンス(韓国)
WD: ヤオ・フェン/ライ・ツァイチン(中国)
XD :パク・ジュボン/チョン・ミョンヒ(韓国)

陣内貴美子/森久子

日本

日本の女子ダブルスで初となる決勝進出。パワーとコンビネーションは、世界トップクラスだった。

ポール・エリック・ホイヤーラーセン

デンマーク

丁寧な配球が持ち味のサウスポー。相手のリズムを崩しながら、強烈なスマッシュを繰り出す。

1991 第10回大会

日程:1月21日~1月26日
会場:群馬県桐生市民体育館 東京都代々木第二体育館

10周年の記念大会に相応しく、過去最高の25ヵ国262選手が参加。
大会名も新たに「YONEX JAPAN OPEN」に。
ベスト4の内3人がインドネシア勢となり、男子シングルスは新しい時代の到来となる。
MS :アーディー・B・ウィラナタ(インドネシア)
WS :ファン・ファ(中国)
MD :パク・ジュボン/キム・ムンス(韓国)
WD: ジリアン・クラーク/ジリアン・ゴワーズ(イングランド)
XD :パク・ジュボン/チョン・ミョンヒ(韓国)

ジリアン・クラーク/ジリアン・ゴワーズ

イングランド

本大会で3回も優勝している。ラリーの粘り強さ、左右への揺さぶりが持ち味だった。

ファン・ファ

中国

リズムのある試合運び。緩急を織り交ぜたプレー。V2の実力は、まさにバドミントンの女王。