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日本選手が注目選手を分析！Vol.1 リー・チョンウェイby上田拓馬

男子シングルス／本大会6度制覇
上田拓馬がを分析！

今年のダイハツ・ヨネックスオープンジャパンでは前人未到の７度目の優勝がかかるリー・チョンウェイ（マレーシア・WR2位）。今年35歳になるベテランは、2008年途中から2012年6月まで、約4年間、世界ランキング1位に就き続けたレジェンドである。

そんな彼がどうしても手に入れられないのがオリンピックと世界選手権の金メダル。オリンピックと世界選手権ではどちらも3度決勝へ進みながら、銀メダルに終わっている。

一線から退いてもおかしくないキャリアと年齢に達していながら、いまなお現役を続けるリー・チョンウェイの強さについて、日本代表の上田拓馬（日本ユニシス・WR55位）が語る。

「普通の選手では来ない意外性のあるスマッシュが来ます」（上田）

――プレースタイルは。
上田「何もかもが他の選手と全然違います。初めて対戦したときはインパクトがありました。スマッシュにもスピードがあって、そこから打つの!?　という意外性のある球がくる。バネがあるので跳びついて打ってきたり、普通の選手では来ない球が飛んでくるんです」

――競技者としての生き様について。
上田「一流、のひとことです。林丹やほかの同世代の選手が休んだりしても、リー・チョンウェイは決して休まず、ずっと世界のトップで居続けている。これだけ長い間、世界のトップを維持して頑張っていることは、肉低的にも精神的にも並大抵のことではありませんよね」

――上田選手の目標は。
上田「この大会は子どもの頃から見ていた憧れの舞台。誰と当たるか分かりませんが、しっかり勝って自分も上に上がりたいです」

⦿リー・チョンウェイ
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＊WR＝世界ランキング（8月10日付）