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観戦記事
各種目予選、混合ダブルス1回戦
男子シングルス
五十嵐 優(中央大学4年)13-21 / 21-18 / 21-12 パナウィット・トンナム(タイ)
今年ナショナルメンバーとして選出され、世界ランキング74位と成長著しい五十嵐優(中央大学4年)が同67位のパナウィット・トンナム(タイ)と対戦した。
1ゲーム目は、落ち着きのあるプレーでインターバルを11-10とリードして迎える。しかし、相手が優位な立場でのラリーが多くなり、逆転され13-21で1ゲーム落としてしまう。
第2ゲームは、五十嵐の強気なプレーがみえた。インターバルを10-11で迎えるも、相手をコートの端から端まで動かし揺さぶり、冷静な判断で点数を重ねていく。16-14のラリーでは五十嵐はネット際で上手く相手を欺きノータッチを決めた。そこから流れが変わり、相手のミスが増え、20-14まで突き離す。そして21-18で2ゲーム目を勝ち取った。
第3ゲームは、五十嵐の相手を見て丁寧にするプレー、トンナム選手のタイミングや隙を見て角度のある強打を繰り出すプレー、どちらも譲らぬ接戦であった。11-10と接戦でインターバルを迎える。後半は五十嵐がスピードと粘り強さを遺憾なく発揮し、相手は我慢しきれずミスを連発、8連続ポイントを奪うなど、五十嵐が圧倒して21-12でこの試合を勝ち取った。
五十嵐 優(中央大学4年) 21-11 / 18-21 / 21-14 カシャプ・パルパリ(インド)
続く予選2回戦、五十嵐はインドのカシャプ・パルパリ(世界ランキング45位)と対戦した。 第1ゲーム、インド選手らしく強いコンタクトで攻めのラリーを仕掛けるパルパリに対して、五十嵐は上手くタイミングを合わせて対応、丁寧なラリーで寄せ付けない。「シャトルが飛ばないので、持ち味の粘りを出して我慢していけば大丈夫と思ってプレーした。」という五十嵐は、早々にリードを奪ってからは危なげなくゲームを進め、21-11とゲームを奪取した。
第2ゲームに入り、五十嵐はスピードを上げて先制点を上げるも、対するパルパリもフロントコートへの詰めを早めて高いポジションで球を捌き、攻めのラリーを増やして得点を重ねる。13-13の場面から、相手レシーブを崩して攻めきったパルパリが4連続得点で抜け出し、このゲームは21-18とパルパリが奪い返した。
迎えたファイナルゲーム、コートを広く使ったタフなラリーの連続で、接戦模様で進んでいく。五十嵐は10-9の場面、相手の猛攻を凌いでラウンドからストレートスマッシュを沈めていい形でチェンジエンズを迎えると、再度スピードを上げてはジャンプスマッシュをコースよく打ち分けて突き離していく。対してパルパリは、大事な終盤シャトルコントロールに精彩を欠く。最後は五十嵐が低いアタックレシーブに上手く体をあわせてクロススマッシュでエースをとり、21-14として65分の試合を締めくくった。
世界ランキングが足りずにエントリー時にはリザーブの立場だった五十嵐にとっては、常に格上との対戦となる今大会、試合後には「こうして戦えるチャンスをもらえた以上はとにかく向かっていくだけ、(明日は第1シードのソン・ワンホと対戦で)滅多に出来ない強い相手との試合なので、全力をぶつけてどこまで出来るのか挑戦したい。」と、伸び盛りの若者らしく語った。
坂井 一将(日本ユニシス) 16-21 / 22-20 / 21-15 リン・ユーシェン (チャイニーズタイペイ)
日本ランキング1位、世界ランキング42位の坂井一将は予選から登場した。世界ランキング45位のリン・ユーシェンとの対戦であり、終始手に汗握る戦いとなった。
第1ゲーム、序盤からの連続ミスと相手のスマッシュに苦しめられ、11-3と大差がある中追う展開から始まる。インターバル後はリーチの長さを生かし、ラリーを粘って攻めの展開を徐々に作っていった。積極的にネット前で勝負し、相手のミスを誘い、連続得点で徐々に点差を縮めていった。しかし、序盤の大差が響いたのか第1ゲームは16-21で落としてしまった。
第2ゲームは前半連続得点で7-1と大差をつけ、良い出だしに見えた。しかし、相手の角度あるショットに苦しめられ徐々に点差を詰められてしまい、逆転されてしまう。ただ坂井の粘りはここからだった。長いラリーに持ち込むのではなく、低い展開でドライブやネット前の勝負に出て相手を押していき、16-16に追いつく。そこからはシーソーゲームで20点を先取され、マッチポイントを握られるもすぐさま取り返した20-20から坂井は一気にこのゲームを奪い取った。
ファイナルゲーム、両者が一歩も譲らない更にヒートアップした熱戦が繰り広げられた。第2ゲームに引き続き坂井は低い展開で攻めの形を作っていくが相手の粘りと鋭いスマッシュによって11点を先取され9-11でチェンジエンズを迎えた。インターバル後、坂井は一気にスピードを上げ、全く引きを見せない攻めの姿勢で5連続得点を奪い14-11と逆転する。その後相手に得点されるもすぐさま取り返し、そのまま連続得点を決めて完全に流れを掴み、最後は相手の連続アウトを誘って21-15で1時間に及ぶ激闘を制した。
西本 拳太(トナミ運輸) 21−14 / 21−23 / 21−14 スパニュ・アヴィヒンサノン(タイ)
男子シングルス予選1回戦で西本拳太がタイの世界ランキング46位のスパニュ・アヴィヒンサノンと対戦した。
第1ゲームの序盤、お互いに点を取り合っていたが6−4で西本が決め急がずに繋ぎ、チャンス球をストレートスマッシュで沈め、ゲームの流れを引き寄せた。スパニュは巧みなラケットワークで相手を欺くショットを織り交ぜラリーを展開してきたが、西本は動じず落ち着いて対応し相手のラウンド側を狙いつつ1本1本確実に点を取っていき21−14で先取した。
第2ゲーム、前ゲームのいい流れを活かしたい西本であったが、スパニュの丁寧な球回しに苦戦し競ったゲームとなる。西本は20−17と先にマッチポイントを取ったものの、4連続ポイント取られ、逆にゲームポイントを握られてしまった。粘りを見せたが、このゲーム21−23で落としてしまう。
迎えたファイナルゲームゲーム、西本は序盤で相手にリードされるも、ラリーの中でスマッシュが冴えを見せて逆転、11点を先に取ってチェンジエンズする。
長いラリーでは粘りを見せ相手のミスを誘い、ポイントを重ねた結果、21−14で勝利し格上の相手に金星をあげた。
女子シングルス
ミシェル・リー (カナダ) 21-7 / 21-19 峰 歩美(再春館製薬所)
中国インターナショナルチャレンジ3位、全日本社会人優勝と勢いに乗る峰歩美(再春館製薬所)は過去二度対戦し、負けを屈しているカナダのミシェル・リーにリベンジを挑む形となった。
第1ゲーム、序盤より170cmのリーから繰り出される角度ある鋭いスマッシュが次々にライン上に突き刺さる。峰はリターンするのが精一杯で、迷いなくネット前に詰めてくるリーに対応しきれずこのゲームは9-21で落としてしまった。
第2ゲームは峰の持ち味である粘りとスピードが光った。コートを駆け回り、先手を突くショットで相手をコートの隅々に振って着実に点を重ねていった。しかし、最後まで粘るが一歩及ばず19-21で、惜しくもリベンジとはならなかった。
ミシェル・リー(カナダ) 21-16 / 21-13 仁平 菜月(トナミ運輸)
日本の仁平菜月がミシェル・リーに挑んだ。
第1ゲーム序盤相手のコート前後左右に動かしてくる配球にうまく対応できず、開始早々4連続ポイント失う。そこから立て直し中盤は粘りのあるラリーを見せ得点を重ねたが、カットとスマッシュのわずかなサイドアウトから流れを掴み取ることが出来ず終始振り回される展開で第1ゲームを落としてしまう。
続く第2ゲームも、開始早々4連続ポイント失う立ち上がり。第1ゲームとは戦方が変わり、仁平が相手をコートの四隅へと動かす展開となる。カットやスマッシュを打ち分け相手を翻弄する。一時は逆転をするものの、ラウンドからのサイドギリギリに打たれるスマッシュに対応できず、また、中盤にミスが重なり6連続ポイント失ったことで流れは相手に傾きそれ以降は振り回される展開となってしまう。結果、13-21で予選敗退となってしまった。
男子ダブルス
キム・ウンホ/ソ・スンジェ(韓国) 21-18 / 21-18 権藤 公平/渡邉 達也(トナミ運輸)
日本の権藤公平・渡邉達也ペアは韓国のキム・ウンホ、ソ・スンジェペアと対戦した。
第1ゲーム、権藤/渡邉は相手の角度のあるスマッシュに苦戦し、序盤4連続ポイント失う。流れを引きずりインターバルを5-11でむかえる。インターバル明け相手のミスを誘いポイントを重ねると、低い展開が多く攻めるチャンスが少ない中、少ないチャンスをしっかりとものにして10-15から5連続ポイントを取り同点に追いつく。しかし、韓国ペアの低い展開にペースを最後までつかむことが出来ず第1ゲームを18-21で落としてしまう。インターバルでは早川コーチから身振りを交えたアドバイスがあった。
第2ゲーム、序盤に早川コーチのアドバイス通りに早い展開で攻め4連続ポイント取り、インターバルを11-6で迎える。しかし、相手の5連続ポイントなどで同点に追いつかれると粘り切れずミスを重ねてしまい突き放されてしまう。最後もドライブから相手に攻め込まれてしまい18-21で予選敗退となった。
女子ダブルス
松山 奈未/志田 千陽(再春館製薬所) 21-13/21-8 リンダ・エフラー/エーファ・ヤンセン(ドイツ)
今年になって世界ランキングを150以上ランクアップし現在53位と、日本の女子ダブルスの熱い次世代争いに加入した松山奈未/志田千陽が予選に登場、2人とっては貴重なスーパーシリーズでの戦いに注目が集まった。
第1ゲーム、178cmと長身のリンダ・エフラーが角度あるスマッシュを武器に攻めてくる中、松山/志田は上手くレシーブ対応し、素早い飛び出しと早いタッチで攻守を逆転し、シャトルを押し込む。21-13と大差でゲームをものにした。
第2ゲームは攻撃の形がうまくはまった。松山の巧みなシャトル捌きと志田のパワフルなショットで相手を翻弄し、トップアンドバックの形さえ作らせない。全くつけ入る隙を与えず、21-7と圧倒してこの試合を制した。
松山 奈未/志田 千陽(再春館製薬所) 21-16/23-21 チャン・チンフイ/ヤン・チントン(チャイニーズ・タイペイ)
続く予選2回戦は本選出場権をかけてチャイニーズ・タイペイのペアと対戦した。
前の試合の勢いそのままに、松山/志田はディフェンスから低いラリー、速いリターンを有効に織り交ぜ、スペースを突いた配球で順調に得点を重ねていく。第1ゲームは一度もリードされることなく、21-16で先取した。
第2ゲームに入ると松山の柔らかく鋭いラケットワークが冴え、相手の脚を止める。チャンス球を志田が確実に仕留め、11-5とリードで折り返す。しかしここからチャイニーズ・タイペイペアもヤン・チントンのスマッシュを軸に、アタックの手数を増やして対抗する。チャン・チンフイは厳しい体勢でも前衛でシャトルを抑え込み、相手ディフェンスを打ち破って12-12と同点とする。ここから両ペアともに譲らぬ展開が続き、先行する松山/志田に追いすがるチャン/ヤンの構図で20-20と延長ゲームに突入する。しかし最後まで集中力を切らさなかったのは松山/志田だった。厳しい場面でもコートを広く使った配球、ショットの切り返しで相手のミスを誘う。最後はヤン・チントンのショットが2連続でネットを越えず、松山/志田が本選出場を勝ち取った。
地元日本開催のスーパーシリーズでの本選出場を果たした松山/志田は試合後、「初戦は緊張したけど、2回戦は自分たちのプレーができたことがよかった。レベルの高い大会に出られて嬉しいし、本選で1試合でも多く試合ができるように頑張りたい。」と語ってくれた。
混合ダブルス
小林 優吾(トナミ運輸)/松友 美佐紀(日本ユニシス) 21-15 / 19-21 / 21-16 キム・ジェファン/イ・ソン(韓国)
混合ダブルス1回戦に小林/松友と韓国ペアが顔を合わせた。小林/松友は組み始めてから日が浅く、本大会で4つ目となった。
第1ゲームは序盤から攻めの形を作って、連続ポイントを小林/松友が重ねていく。終始リードし、21-15で奪う。
第2ゲームも同様に小林/松友が連続ポイントで試合を有利に進めていく。16-12から4連続ポイントを奪われ、同点とされると長身の活かした攻撃的なプレーで逆転されてしまう。19-21で韓国ペアが奪い返す。
ファイナルゲームも小林/松友が序盤から抜け出す。松友が前衛で素早く動いて左右に振ってチャンスを作れば小林が後衛から強打で決めていき、主導権をしっかりと握る。最後はキム・ジェファンのスマッシュミスで21-16と小林/松友が2回戦へ駒を進めた。
試合後、松友は「混合ダブルスは、女子ダブルスで活きてくる。まずは一試合でも多く戦いたい。」と話せば、小林は「初戦としては、まずまずの結果だった。しっかりと頑張ってベスト4に入りたい。」と目標を大きく語った。
数野 健太/栗原 文音(日本ユニシス) 21-15 / 21-16 マーヴィン・エミル・シーデル/リンダ・エフラー(ドイツ)
混合ダブルスのリオオリンピック出場で日本を牽引する世界ランキング17位の数野/栗原とドイツの世界ランキング49位のマーヴィン・エミル・シーデル/リンダ・エフラーが対戦した。対戦成績は2勝1敗で先週の韓国オープンではドイツペアが勝利している。
第1ゲームは、「先週の韓国オープンではノーロブ(低いショット)展開であわててしまった。今回は意識して対策できた」と数野が語ったように栗原が素早く前に入って攻めの形を作って得点を重ねていく。最後は数野がマーヴィン・エミル・シーデルのスマッシュをクロスにリターンして21-15で奪う。
第2ゲームは、「ヨーロッパの選手は間の取り方など駆け引きがうまい」と栗原が降りけったように1点を争う緊張感のある試合展開となる。「プレーはいいし、自信を持って」の数野の一言が救われたという栗原が強気の前衛で流れを引き寄せる。栗原が前でチャンスを作って数野の強烈なジャンピングスマッシュのパターンで得点を重ねていく。最後は栗原が前衛で決めて21-16で2回戦進出を果たした。
試合後、栗原は「混合ダブルスでは結果がなかなか出ない。海外選手はパワーがあって女子が積極的に前に出ていくところが魅力。そういう場面を作ってみんなに見てもらいたい。」と混合ダブルスへの強い思いを語った。
モハメド・アリフ・アブドゥル・ラティフ(マレーシア)/ルシディナ・アンタルダユ・リオディンギン(インドネシア) 22-20 / 14-21 / 21-13 大林 拓真(埼玉栄高校3年)/岩永 鈴(柳井商工高校3年)
大林 拓真/岩永 鈴ペアがモハメド・アリフ・アブドゥル・ラティフ(マレーシア)とルシディナ・アンタルダユ・リオディンギン(インドネシア)のペアと対戦した。
第1ゲーム、岩永が前、大林が大林というトップアンドバックの形から攻め序盤5連続ポイントするも、相手ペアの低い展開のペースにつかまり早々に4連続ポイントで追いつかれてしまう。11-10でリードした状態で最初のインターバルを迎える。インターバル直後は両ペア一進一退の攻防。両者譲らぬまま18-20でモハメド/ルシディナがゲームポイントを握るも追いつき20-20にする。しかし最後はサービスミスから連続失点し、大林/岩永はこのゲーム20-22で落としてしまう。
第2ゲームは相手の低い展開にしっかりと対応し序盤に4連続ポイントを奪う。その後攻められる場面が多かったものの堅い守りで着実にポイントを重ね21-14で第2ゲームを制し、勝負はファイナルゲームにもつれた。
しかし、ファイナルゲームは相手ペアの早い展開に再びついていくことが出来ずに相手に5連続ポイント奪われたところから始まる。大林の角度あるスマッシュで攻めるも相手の堅いレシーブを前に攻めきることが出来ず、また、相手男子選手の鋭いドライブを前で捉えることが出来ずミスが続いてしまう。精細を欠いたプレーから脱却できず、大林/岩永は13-21と予選敗退となった。
記者会見
明日からの本戦を前に注目の9選手が、記者会見を行いました。
各選手のこの大会に懸ける抱負などのコメントを紹介します。
園田 啓悟(トナミ運輸)
嘉村 健士(トナミ運輸)
本大会には小さいころから観客としてみていた。その大会でプレーできるのは夢のよう。たくさんのファンが来てくれるので勝ちにこだわって、バドミントンはおもしろいと思ってもらえるようにしたい。世界選手権では悔しい気持ちが大きい。奥原選手の金メダル、女子ダブルスのメダル2つでみんなが注目してくれているので、日本が強いということを見せ、バドミントンというスポーツの魅力を伝えたい。
髙橋 礼華(日本ユニシス)
この大会はスーパーシリーズで最初に優勝した大会で思い出深く、絶対に忘れてない大会。先週の韓国オープンでは準決勝で負けてしまったが、自分たちらしいプレーができた。一回戦から厳しい戦いになるが、二人で楽しんでいきたい。
奥原 希望(日本ユニシス)
大会カラーが青から赤になって、この中でプレーできることが楽しみ。先週の韓国オープンでは決勝で負けてしまったが、一球一球楽しんでベストを尽くしたい。
この大会はスーパーシリーズ初優勝の大会。この優勝をきっかけにオリンピック銅メダル、世界選手権優勝につながったと思う。優勝を目指しているが、勝ちたいというだけでなく、たくさんの日本に皆さまに自分のプレーをみていただきたいので、一球一球一戦一戦を大事に全力で戦いたい。
リー・チョンウェイ(マレーシア)
自分にとって特別な大会。6回優勝しており、ぜひ7回目のタイトルを手にしたい。
今は出場するすべての大会を楽しみたい。
リン・ダン(中国)
自分の持てる力を出し切っていい結果を残したい。
勝つためのマジックや戦略はない。努力し、ベストを尽くすこと。
ビクター・アクセルセン(デンマーク)
デンマークのナショナルチーム、自身のスポンサーであるヨネックスの特別な大会。世界選手権のタイトルを取ったが、まだまだ貪欲にタイトルを取りたい。
自分たちの世代はリー・チョンウェイ選手とリン・ダン選手の試合をたくさん見てきた。追いつこうとしてきた。世界選手権の優勝は夢のようで、目標の実現となった。男子シングルスはよい選手がたくさんいて、競争環境にあるので、努力していきたい。
プサルラ・V・シンドゥ(インド)
韓国オープンでよい一週間を過ごすことができた。決勝で素晴らしい選手の奥原選手に勝てたことがよかった。1回戦、2回戦が日本人選手との対決になるので、楽しみたい。
スーパーシリーズは勝ちあがるのが大変。韓国で対戦した三谷選手との再戦になる。タフな試合だったので、一試合一試合を集中して戦いたい。
キャロリーナ・マリン(スペイン)
一回戦から厳しい戦いになるが、頑張っていきたい。
日本で行われる唯一のスーパーシリーズであり、多くのファンがきてくる大会。一戦一戦しっかり戦って初戦から持ち味を出して盛り上げていきたい。世界選手権では銅メダルだったが、悔しい気持ちが大きかったので、優勝したい。